静岡市議会 2022-11-14 令和4年 まちづくり拠点調査特別委員会 本文 2022-11-14
まずは、このスマートオーシャン構想を立ち上げるに当たってのきっかけというものは、もう御承知かもしれませんけれども、文部科学省が今、北極域研究船というものを研究開発しております。これが令和6年、今は4年ですから、あと2年後に進水をします。完成して浮かべます。そして、約2年間トライアルをしまして、令和8年にこの北極域研究船が運用開始、竣工いたします。
まずは、このスマートオーシャン構想を立ち上げるに当たってのきっかけというものは、もう御承知かもしれませんけれども、文部科学省が今、北極域研究船というものを研究開発しております。これが令和6年、今は4年ですから、あと2年後に進水をします。完成して浮かべます。そして、約2年間トライアルをしまして、令和8年にこの北極域研究船が運用開始、竣工いたします。
さらに、現在、JAMSTECが令和8年度の完成を目途に建造中の北極域研究船をこの清水港に誘致し、研究拠点化を図るというものでございます。
まず、1点目は、将来の地球温暖化の影響や対策の鍵を握ると言われている北極域の環境解明の切り札として、海洋研究開発機構JAMSTECが、現在、建造を進めている北極域研究船を、既に「ちきゅう」が活動拠点としている清水港に誘致し、研究船の基地化を図るということ。
あと、東海大学に関しては、後で宮城島委員から質問があると思いますので、JAMSTECとの連携について伺いたいと思うんですが、一例として、本年1月31日にJAMSTECが今建造を進めている北極域の研究船の清水港への誘致と基地化を目標に、国会議員による駿河湾スマートオーシャン議員連盟が設立されたと伺いました。
さらには、駿河湾スマートオーシャン議員連盟が設立され、JAMSTECで建造を進めている北極域研究船の清水港への誘致、基地化を目指す動きがあることは、SDGsやグリーンとデジタルの視点を取り入れた世界に輝く海洋・地球総合ミュージアムの実現に向けて大きな追い風になる点。 以上、3点から、事業を遅らせ、また休止させるような修正案に反対するとの複数の討論がありました。
例えば、研究船の一般公開や海洋研究の市民向け講演会を官民一体で開催し、市民が海洋を学び、地球レベルの課題解決を図る海洋研究を応援する機会をつくってきました。また、サクラエビの生態把握、資源量の推定に活用可能な水中カメラ等を用いた観測システム開発への支援など、海の課題解決促進にも取り組んでおります。
また、今年度末、清水港港湾計画が16年ぶりに改訂されますが、計画改訂の過程では、本市が目指す国際海洋文化都市の考え方も取り入れられ、三保地区の水上バス桟橋や貝島地区への海洋研究船の係留に対応する岸壁などが新たな整備計画に位置づけられる見込みです。 今後も国や県に対して、地元港湾関係者とともに、新たな港湾計画の早期の実現を働きかけてまいります。
令和2年度は、市内のイベント、例えば、みなと祭りであるとか、大道芸ワールドカップ、そういったものに出展しまして、JAMSTEC、東海大学とも連携しまして、研究船の来航に合わせて清水港でやる企画展とかも予定しております。
内容的には、清水みなと祭りや大道芸ワールドカップなど大規模な市内のイベントがありますけれど、そういったところに出向いて出展してPRしていきたいということと、もう一つ、清水港にJAMSTECさんの研究船の来航に併せて、今年、清水港120周年で海洋展というのをやりましたけれど、イメージ的にはああいう海洋展のイメージです。
その結果、本年8月23日にJAMSTECの関連施設や研究船との御縁があるという共通点を持つ静岡市、八戸市、横浜市、横須賀市、神戸市、むつ市、名護市という7市の市議会が加盟して、我が国の海洋研究を推進する市議会議員連盟の設立を行いました。
それでも、大型客船の寄港が増加し、乗船してきた外国の方々をまちなかで目にすることは、我々もなれてきたように感じますし、「ちきゅう」や「しらせ」など研究船の一般公開を親子で見に行って、海洋に関心が高まったという声も以前よりは聞かれるようになりました。また、マリンバイオテクノロジーや深海生物の国際学会が、今後清水のまちなかで開催されるといった楽しみなニュースも聞かれます。
その横には、海洋地球研究船のみらいも同時にきょうも停泊をしておりまして、これが並んでいるというのは素晴らしいなと、改めて思っているんですけれども、とにかくこのJAMSTECとの連携、また東海大学との連携も、しっかり十分な協議を行っていただいて、オンリーワンの集客力の高い施設になるようにお願いしたいなと思います。 この施設の土地についても、今後取得をしていくという計画だと思います。
こうした取り組みのほか、本市はJAMSTECが初めて公募した研究船一般公開事業に応募し、世界最大の地球深部探査船「ちきゅう」を清水港日の出埠頭に誘致し、この12月に一般公開を実施する運びになりました。実に7年ぶりとなる「ちきゅう」の一般公開は、本年4月に発表して以来、市内外から多数の問い合わせをいただいており、皆さんの関心の高さを強く感じているところでございます。